大学で物理学を学んだ田中大雅(たなかたいが)さん。2026年春に大学を卒業し、社会人として働きます。野球部での活動、長い時間過ごしてきた彼女との思い出、物理学の卒業研究など…。読んでいると学生時代を思い出すインタビューです。
15年間の野球生活も卒業…
―小学校から大学まで野球部に所属していたのですね。野球生活について詳しく聞かせてください。
「高校の時の野球は、進学校でありながら本気で甲子園出場を目標に励んでいました。監督からの練習メニューをハードにこなしながら、勉強もしないといけなくて、本当にきつかったのを覚えています。
でもその時代を一緒に経験した仲間とは卒業してからもよく飲みに行きます。一生物の大切な仲間ができたのは本当によかったと思います。」
―高校野球は大変だったからこそ、思い出も大きいのですね。大学野球で学んだことはありますか。
「ハードだった高校野球に対して大学野球はとにかく楽しかったんです。決まった監督がいるわけではないので、自分たちで本当に納得できる練習メニューを考えることができました。強い大学に勝ったときには達成感も強かったです。
高校野球では決められたメニューをこなすだけでしんどさが大きかったのですが、大学での野球を通して、『自分で考える』ことが重要なんだと改めて気づきました。」

キャッチャーとしての責任&初めてのピッチャー経験
高校まではずっとキャッチャーを任されていた田中さん。キャッチャーはピッチャーにハンドサインで次の投球の指示を出す、という重要な役割があります。
例えばピッチャーに出した自分の指示が的確でないと、相手のバッターに打たれてしまったときの責任がピッチャーにあると責められたりすることがあります。
「大学ではキャッチャーだけでなく、ピッチャーも経験できました。ピッチャーとしての経験はキャッチャーに戻った時にも十分に活かせました。立場を変えて経験した時間は、視野を広げ、より幅のあるプレーへとつながりました。」
真剣に付き合った彼女との思い出
「大学生活では、初めて真剣に彼女と付き合えたこともよかったと思います。」
―付き合ってどのくらいになりますか。
「2年以上付き合っていますね。」
―どんなところが好きですか。
「価値観が合うんですよね。お金の価値観とかも合いますね。
それに彼女は聞き上手でありながらも、ズバズバ言いたいことを言ってくれるので、自分の気が弱いところをカバーしてくれている気がします。野球のことで悩んでいた時に悩みを聞いてくれたのもありがたかったです。」

クリスマスに思い出す喧嘩
―2人の思い出はありますか。
「付き合って初めてのクリスマスですね。当時僕たちは何もクリスマスの予定を決めていなかったんですけど、彼女が何も言わずにバイトの予定入れてたのが、もうショックで。
初めて喧嘩になりました。仲直りしてケーキを食べたんですけど。
その時に、価値観は合うと思っていても話さないとわからないこともあるんだなって学びましたね。(笑)」
本好きな彼女
―田中さんが本を読む理由は何ですか。
「彼女の趣味が読書だということもあり、本を借りて読むようになったのも理由の一つです。
僕は本を読んでいると、何も他のことを考えずに没頭できると思っています。
先日は一緒に本屋さんでお互いのために本を選んで購入し交換しました。」
(写真)
本を贈り合うことでその本が特別な思い出を持ち続けることができるのも魅力的です。普段とちょっと違った本の選び方を通して、読書がより楽しくなるかもしれません。
最初をかじってみる大事さ
―現在大学では何をしているのですか。
「今は卒論の提出に追われています。僕は大学では物理学を専攻していて、特に原子核について研究をしました。今月は理化学研究所に行き、僕の研究で作ったサンプルを実際に試用する予定なんです。」
理化学研究所(理研)とは、日本を代表する総合的な研究機関で、物理・化学・生命科学・AIなど、幅広い分野の最先端研究を行っています。
「研究については当初あまり興味のない内容でした。しかし教授に意識的に質問していると少しずつ仲良くなりました。教授が『ついでにこれも教えてあげよう』と教えてくれるようになったり。そうすると自分も興味のなかった内容に対して徐々に知ろうと思えてくるんです。
卒業研究を通して、最初はやりたくない事でも一歩踏み出してみることが大事だったんだなと思いました。」
卒業の節目で考える、社会人としての意気込み
ーこれからどんな社会人になりたいですか。
「お金に余裕のある、いろんな趣味を楽しむ大人になりたいです。草野球、ゴルフ、サーフィン、スノボなどに興味があります。ワークライフバランスの言葉の通り、仕事もプライベートも充実させていきたいです。」
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